2018.11.23 Fri.[祝]
【バスティバル!2018】
埼玉県川島町に所在する「平成の森公園」に於いて、埼玉県内初のバスイベント『バスティバル!2018』が開催されました。
イベントの主催は川島町で、県バス協会などが共催。
開催地では隣接した会場で、第40回川島町農業商工祭も開催されていました。
バスティバル!には、県西部に路線網を張り巡らせるバス会社が5社出展し(国際十王交通、東武バスウエスト、川越観光自動車、国際興業バス、イーグルバス)、車両の展示などを行いました。
【全景】
【国際十王交通】
熊谷営業所 3005号車
いすゞエルガ QKG-LV290N1 2017年式(H29)
*ラグビーワールドカップ2019 車体広告
【東武バスウエスト】
大宮営業事務所 5040号車
日野ブルーリボン QPG-KV234L3 2012年式(H24)
*ラグビーワールドカップ2019 車体広告
【川越観光自動車】
森林公園営業所 1047号車
日野ブルーリボン ハイブリッド QSG-HL2ANAP 2018年式(H30)
【国際興業バス】
西浦和営業所 3100号車
いすゞエルガ QDG-LV290N1 2017年式(H29)
*ラグビーワールドカップ2019 車体広告
【イーグルバス】
川越営業所 3339号車
いすゞエルガミオ 2KG-LR290J3 2018年式(H30)
[あとがき]
川島町には鉄道が無く、主な交通手段は隣接する川越市、坂戸市などに乗り入れる路線バス(東武バスウエスト)です。
近年、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の開通により、川島町への自動車でのアクセスの利便性は高まっています。
そんな町で開催された県内初のバスイベント「バスティバル!」ですが、“県内初”とはどういう意味合いなのかが重箱の隅をつつくようですがやや疑問でした。
バス会社主催のバスイベントは、東武バスや西武バスがこれまでにも開催していますし、自治体が絡んでいるイベントとしては、春日部市のバスの日イベント、熊谷の立正大学のバスフェスタなど、バスイベント自体は開催されています。
どういう意味での“県内初”だったのでしょうか。
さて、イベントそのものの内容はと言いますと、前述したバス会社主催のイベントのように、バス好きな人向けと言うよりかは、「バス乗ってくださいね~!」というバス利用促進イベントのような感じでした。
これは前述した、春日部市のバスの日イベントの内容に比較的近いもので、バスの写真を撮ったり、行先LED表示を変更したりするわけではなく、運転席に座って記念撮影をしたり、ノベルティを配布したり、バスグッズを販売したりという感じです。
その記念撮影をしたりするバスの展示車両は、最新型の車両が並んでいました。
国際十王交通、東武バスウエスト、国際興業バスは来年開催される「ラグビーワールドカップ2019」のラッピングバスを持ってきていました。
川越観光自動車は、先日の国際十王バスフェスタでも展示していた今年導入した新型ハイブリッド車を展示。これは埼玉県内唯一の車両です。
最近県外のバスイベントにも出展しているイーグルバスは、今年8月製造の最新型いすゞエルガミオ[2KG-]を持ってきていました。
先日開業した宮沢湖畔の「メッツァビレッジ」関連の新路線用に入れた新車のようで、まだまだピカピカでした。
それにしても、展示されている5台のバスのうち、東武を除く4台の正面から見た時の見た目がほぼ同じで、もっといろんな車種を持ってくればいいのになぁと思いました。
各社がイチオシの最新型を持ってきたり、ラグビーバスを持ってきた結果こうなったんだとは思いますが…
★参考記事★
■ラグビーワールドカップ2019 ラッピングバスについて
■川越観光自動車1047号車について
■他のバスイベントについて
zenryaku-bus.hatenadiary.com