2019.10.09 Web.
【ラグビーワールドカップ2019 アルゼンチンvs.アメリカ PART.8 朝日自動車編】
10月9日に埼玉県熊谷市の熊谷ラグビー場で開催された、ラグビーワールドカップ2019日本大会「アルゼンチンvs.アメリカ」の臨時シャトルバスについてシリーズで掲載しています。
PART.8は、朝日自動車編です。
朝日自動車も、昨年10月のプレ大会時から輸送に携わっており、今年も9月6日の日本戦を皮切りに、W杯3試合すべてで輸送に入りました。
日曜開催となった9月29日のみ、籠原駅~ラグビー場のシャトルバスに入り、それ以外の日程ではファンゾーン~ラグビー場のシャトルバスに入っていました。
1番輸送台数が多かったのは、その日曜日の籠原発着で24台でした。
朝日自動車で貸切バスを運行できるのは、埼玉県外の2営業所(境・太田)を除いた県内の営業所すべてです。
今回の熊谷ラグビー輸送では、貸切免許を持つすべての営業所から車両が来ていました。
以下の号車リストは、PART.1に掲載したものから一部抜粋したものです。
<号車リスト>
号車番号------事業者----------------------社番--------営業所
A西0066------朝日自動車----------------5002--------菖蒲
A西0067------朝日自動車----------------5014--------菖蒲
A西0068------朝日自動車----------------2328--------菖蒲
A西0069------朝日自動車----------------2210--------本庄(貸切)
A西0070------朝日自動車----------------2309--------本庄
A西0071------朝日自動車----------------2082--------久喜(貸切)
A西0072------朝日自動車----------------2259--------久喜
A西0073------朝日自動車----------------2409--------越谷
A西0074------朝日自動車----------------2237--------越谷(貸切)
A西0075------朝日自動車----------------2135--------杉戸(貸切)
A西0076------朝日自動車----------------2311--------杉戸
A西0077------朝日自動車----------------2356--------加須
A西0078------朝日自動車----------------2357--------加須
★A西0066 5002(菖蒲)
…朝日自動車からも漏れなく、東京オリンピック・パラリンピック仕様車が輸送に入っていました。
ラグビーW杯車体広告車である越谷所属2364については、登場した際のブログ記事で「ラグビーW杯輸送には内定ですかね笑」みたいなコメントを書きましたが、4回の輸送のうち1回しか来なかったようですね。
★A西0069 2210(本庄/貸切)
…10月9日の輸送には、本庄・久喜・杉戸所属の日野レインボーRJが熊谷に来ました。
2019年10月現在、レインボーRJが一般路線で走っているのは茨城県境営業所のみで、埼玉県内には本庄・久喜・杉戸・菖蒲に各1台ずつ、貸切登録車として残っているのみです。
貸切登録車ゆえ、乗ることはおろか、走る姿さえ見ることは滅多に無いので、まとまった台数が同じ輸送に入っているのはかなり珍しいかと思います。
★A西0071 2082(久喜/貸切)
…2019年10月現在、社番上の朝日自動車最古参車となる車両です。
他型式を含め、同年代の車両と比べると、2082は塗装が非常に綺麗な状態なのが目を惹きます。
ちなみに、貸切登録のレインボーRJで、前面LED行先表示機の隣に“車いすマーク”が付いていないのは久喜所属 2082のみです。
★A西0073 2409(越谷)
…今回のファンゾーン~ラグビー場の輸送で、他社を含めて唯一の存在だったのが越谷所属2409“新型いすゞエルガミオ”です。
そもそも、この輸送に中型車を配車しているのが当日は朝日自動車のみでしたので、他社を含めてという表現は違う気もしますが…
前述の通り、越谷にはラグビーW杯車体広告車の2364もいますが、この日は来ていませんでした。
★A西0074 2237(越谷/貸切)
…越谷からは貸切登録の日野レインボーHR 2237も来ていました。
日程によっては、杉戸所属のレインボーHR(乗合車)も来ていたようですが、この日の輸送ではこの2237が唯一のHRでした。
★A西0075 2135(杉戸/貸切)
…今年の春に境営業所から杉戸営業所に貸切登録車として転属した車両です。
転属直後に撮影した“幸手さくらマラソン”の時には、まだICステッカーなどが残存していて外観上は貸切仕様になる前でしたが、半年が経った現在はしっかりと貸切仕様に仕上がっています。
貸切登録車って普段は何に使うのか疑問ですが、こういった催事でのシャトルバスやチャーターバスで時たま動く程度で、あくまでも貸切事業を行うために貸切登録車の存在が必要だというのが何処の事業者でも多い事例のようです。
★A西0077 2356(加須)
…加須所属車が貸切輸送を行う際は、車体側面の「乗合」表記の上に「貸切」表記のマグネットを貼り付けています。
国際十王交通でも同様の事象が見られますが、朝日自動車では加須営業所だけに見られるものです。
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PART.9 【東武バスセントラル編】
Coming soon.......