2019.09.02 Mon.~09.06 Fri.
埼玉高速鉄道株式会社、(一社)美園タウンマネジメント、国立大学法人群馬大学、イオンリテール株式会社、国際興業株式会社、日本信号株式会社は、2019(令和元)年9月2~6日の5日間に渡り、さいたま市浦和美園地区の公道で自動運転バスの実証実験を行いました。
実証実験は、各日10時~12時、13時~15時の毎時2本行われました。
実験車両は、日野自動車のポンチョです。屋根上にレーザーセンサ、全方位カメラ、位置情報受信機が搭載されています。
実証ルートは、浦和美園駅東口→埼玉スタジアム東駐車場→木下大サーカス会場(医療・福祉施設予定地)→イオンモール浦和美園→浦和美園駅東口の1周約4.5㎞です。
・今回の実証実験には、浦和美園エリアで乗合路線バスを運行する国際興業バスさいたま東営業所から運転士3名が派遣され、実験車両も国際興業バスの車両をイメージした緑色のラッピングが施される。
・車体の側面各所には実証実験に参加している企業・法人の名前が入っている。
・浦和美園駅東口ではロータリー内の、普段は高速路線バス・スクールバスが発着する乗り場から発着。
〔あとがき〕
遠目で見ると、国際興業バス…? と思ってしまいますが、白ナンバー。
この車両は、群馬大学が所有する自動運転バスです。(前橋ナンバーなのはコレが理由)
本来は真っ白な車体なのですが、前述したように国際興業バスの車両をイメージした緑色のラッピングが施されていて、遠目では完全に国際興業バスです。
テレビのニュースでも報じられていましたが、自動運転バスですが、あくまでも実証実験なので、運転席には運転手が乗車しています。
運行中は、ハンドルからは手を離しており、公道上での実験ということでもしもの時に備えているということです。
公道上を走行する際は時速25㎞、私有地内は時速8㎞の速度で運行され、公道上では法定速度よりもかなり緩やかな速度で運行されてました。
実証実験には、関係者の他にも一般募集で応募した方も乗車することができました。