前略~バスについて…

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朝日自動車 3036

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所属-朝日自動車菖蒲営業所

社番-3036

登録ナンバー-春日部200 か・695

型式-日野リエッセ  KK-RX4JFEA

年式-2003年

備考-加須(貸切→乗合/熊谷200 か・399)→越谷(貸切)→杉戸(貸切)→菖蒲(特定)

 

2019年11月時点で、朝日自動車の小型車では最古参車となります。(社番上は、社3035[加須/貸切]が最古参)

新製配置は加須営業所で、加須市から運行を受託しているコミュニティバス「加須地域循環バス(かぞ絆号)」専用車として導入されました。

加須地域循環バスは、運行開始当初は運賃が無償だったために当初は貸切登録でした。そのため、社番が貸切車を示す3000番台となっていて、コミュニティバスが有償化に伴い、乗合登録へ転じた後も現在まで社番は3000番台のままです。

2012年の加須地域循環バス運行再編に伴い、専用車2台(社3035,3036)は代替されました。

代替後は再び貸切登録となり越谷営業所に転属し、登録ナンバーが春日部に変更となりました。越谷所属時代は、いつも営業所の片隅の同じところに留置されていたので、貸切車を所有しているという名目上の車両だったのかもしれません。(他の事業者でもよくある事象です)

2018年には、杉戸営業所に貸切車として再転属しました。

杉戸営業所でも走っているところは滅多に見ませんでしたが、2018,2019年には加須市民平和祭での運用入りを確認しています。

加須市民平和祭では無料シャトルバスが運行されていますが、いくつかあるルートのうち、1ルートのみ小型車を使用しています。

加須営業所からの転属後も、加須地域循環バス時代の“ベージュに鯉のぼりのカラーリング”を纏っており、それも相まって加須市民平和祭では毎年白羽の矢が立っているようです。

そして2019年7月、菖蒲営業所に特定用途車として再々転属しました。

これは、2019年8月1日から「埼玉県県民総合活動センター(けんかつ)」の利用者送迎バスの運行を新たに受託したためです。

この送迎バスの本務車は、越谷営業所から転属した社1037となります。

社3036は予備車になるようで、運用入りしている姿はあまり見かけません。

なお、菖蒲営業所には昨年まで社3035が貸切車として配置されており(現在は加須へ転属)、約1年振りに鯉のぼり塗装車が復活したことになります。

 

朝日自動車で、乗合・貸切・特定の3用途すべてを経験した車両はこの車両が初めてでしょうか…

 

2000年代初頭に各地のコミュニティバスとして導入された車両で、任を解かれた後も導入当初のコミュニティバスの塗装だったのは鴻巣市加須市のみで、現存しているのは加須市の鯉のぼり塗装の2台(社3035,3036)のみとなっています。